2009年03月31日

河川の悪臭除去実験に「高濃度酸素溶解水」

都内には公園や河川沿いなど、
いろいろなお花見スポットがありますかわいい

人気のお花見スポットの一つが
東京・目黒区と品川区を流れる「目黒川」。

その目黒川の悪臭除去実験に「高濃度酸素溶解水」
というものが使われるというのです。


いったいこれは、何者なの? と調べてみると、
「通常の空気中に置かれた水に含まれているよりも
多い量の酸素を溶かし込んだ水」。

ようは「酸素水」のことなのです(^^;;)


「酸素水」というと、コンビニで販売されている
ミネラルウォーターの酸素水を思い出してしまいますが、
こちらは川に流し込む酸素水なわけなので、
規模が違います。




河川には微生物の働きで汚れを分解する、
自浄作用があるのだそうです。

しかし、川の下層水は酸素が乏しいため、
有機物の分解が進まず、川が白濁化する状況に。

微生物が、酸素不足で動けない状態なんですね・・・バッド(下向き矢印)



そして、川底にたまったヘドロから、人体に影響がないとはいえ、
低濃度のメタンガスや硫化水素が発生しているというのです。

そのために、人工的に酸素を供給するために使用されるのが、
「高濃度酸素用溶解水」。

これで、微生物への酸素不足も解消され、
水質改善・悪臭除去につながるのだそうです。



既に、品川区の立会川では、「高濃度酸素溶解水」による実験で
水質浄化の改善効果が見られたとのことなので、
目黒川でも同じように改善される期待十分ですね(^^)

【参考サイト】
都心の清流復活へ連携 品川と目黒区、悪臭除去「酸素水」で実験 NIKKEI NET(日経ネット):地域経済ニュース
船で目黒川の橋めぐり 品川区



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posted by はっち at 15:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 水と環境

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